ふくおかFGが事業承継・M&A専門新会社「FFG Succession(サクセション)」を設立
ふくおかフィナンシャルグループ(以下、ふくおかFG。FG傘下に福岡銀行、十八親和銀行、熊本銀行)は独立系M&Aアドバイザリーのフーリハン・ローキー(旧GCA)傘下のHLサクセションと包括提携し、4月1日付で銀行取引先に対して事業承継・M&A仲介・助言業務を行う新会社「FFG サクセション」(福岡市)を設立した。2025年3月期に22年3月期比で約2倍となる12億円の手数料収入、27年3月期に18億円の手数料の獲得を目指す(ふくおかFG3行+FFGサクセション合算での手数料収入額の目標)。ふくおかFG傘下3行だけではなく、将来的には他の金融機関とも連携していきたい考えだ。地銀がM&Aや事業承継関連業務を行う専門会社を傘下に立ち上げた例は珍しく、取り組みの進展が注目される。